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大切なこと。
これからの時代の働き方。

今から2,3年前だろうか。
当時のintervalloはスタッフ8~9名でローテーションを組んで稼働。
その稼働スタイルを大きく見直した。

理由は様々。
大きな括りで捉えると働き方改革、となるのだろうか。
素直に、時代背景と未来構造を照合しただけだ。
intervalloという空間と、この土地の素性を当てはめながら。
既に大手企業でも危機感を持って変化しているのだから、個人事業主の私が考えるのは当然。
人の仕事や成果にぶら下がる人は必要とされないし、1人である一定の成果を生み出さないとチームとして稼働が鈍る。
そんな時代だ。

当時の僕は、スタッフが8~9名いるのなら、7~8店舗が理想…と本気で思った。
皆が全ての事を同じようにこなせなくてもいい。
各々が自分のストロングポイントを活かせるお店であればいい。
お菓子ならお菓子だけでもいい…、ドリンクだけでももちろんOK。
何か自分の得意な事、楽しめる事を1つ。
そこに向けて努力を重ねていければ結果が出るはず。
そう思った。

基本的には1人1店舗。
責任と自覚をもって。
ワンオペレーターで積み上げる数字には限界があるし、多くを求められない。
でも、それで良いと思った。
肝心なのは日々こなす仕事のボリュームではない。
仕事の中身であり、追うべきはパーセンテージ。割合だ。

自由に好きな事をやってもらってかまわない。
但し、結果を出さなくてはならないし、出てくる結果に責任を持たなくてはならない。

他のスタッフにぶら下がる事が前提の仕事は創らない。
1人で出来ない仕事は創らない。
そう決めた。

もちろんイレギュラーは発生する。
1人ではどうにもならない事態で困っていれば、他のスタッフと供に全力で手助けする。
1人で真剣に立ち向かった結果なのかどうか…という事。
ここの見極めがすごく大切だ。

昔話だが、競技として本気でサッカーをやっていた。
東京ヴェルディから監督、コーチがついてくれていた。
当時ミーティングでかけられたプロの言葉が今でも脳裏に焼き付いている。

サッカーは団体競技だが局面局面は1人対1人。
試合中ずっとその繰り返し。
個人が目の前の1人対1人で負けていたらチームでも勝てない。
先ずは各々が1人対1人で勝てる選手になること。
そういう選手が味方をフォローできる。
その流れを全員で作り上げよう。
目の前の相手と1人対1人でしっかり戦えるメンバーが揃ったら強いチームになる。
1人1人が自信をもって戦えるチームをつくろう。
俺達は勝てるチームだ。


2008年にサッカー仲間と一緒に立ち上げたintervallo。
昔の記憶と重ねて、ふと降りてきた思考は、僕の中で大きな転機を後押しした。
信じている。